穀物は中毒性のある飼料なのか

健康・栄養

くにるどです。
故郷を穀物に滅ぼされたわけではありませんが、
割と穀物は敵視しております。
もっと仲良く付き合いたいんですけどね。
んで、こんな言葉に出会いました。

「穀物は人間、家畜をデブ化させる餌だ」

すげー言葉ですよね。
やせたければ脂肪をたくさんとりなさい、という書籍の言葉です。
爆笑しながら衝撃を受けました。
これだから読書は止められないのです、にぱー。

穀物でデブ化

それってどういうことなのさ。
事実、多くの家畜は穀物を与えられて育ちます。
ここで言う穀物は、とうもろこし、大麦、小麦、大豆が代表でしょう。
本来の食べ物では起こり得ないスピードでもりもり成長して、
もりもり体重を増やし、がっつりと脂肪を蓄えます。
なんのために?
いち早く出荷出来る状態にするためです。
生産する側の都合ですね。
畜産業の方々にとって穀物は、安価で便利な道具なのです。

穀物の中毒性

穀物は中毒性があります。
白米を食べて、食べて、また食べて。
まだ食べたい、まだ食べたい、まだまだ食べたい、まだまだだ。

そんな衝動に駆られたことはないでしょうか?
私はあります。めっちゃあります。
白米、美味しいです。日本人は米民族。

それって、脳が欲しているだけなのですよね。体は欲していません。
しかし脳は食べ物の重要性を分かっていません。欲望丸出しです。アホです。
それに対して腸は自分自身、身体を攻撃する敵をしっかりと認識します。
たとえそれが、脳が大好きな小麦であったとしても。
そう、そうなのです。小麦の中毒性はハンパありません。
麻薬に匹敵するほどなのです。マジです。

食事とは

食事は中毒患者と化した脳の欲求を満たすための行為ではありません。
食べ物を見た瞬間に欲しくなる。
空腹ではないのに甘いものが食べたくなる。
それは脳の欲求であり、体(特に腸)が求めているものではありません。
食事とは、心身を健やかに育てるための行為なのです。

種の成分

穀物って種ですよね。
種実ともいいます。
その種は、何で出来ているのでしょう。

・穀物の種実
デンプン(炭水化物)が豊富。

・マメ科の種実
たんぱく質が豊富。

・堅果類(ナッツなど)
脂肪が豊富。

どれも発芽するまでのエネルギー源です。
3種類のエネルギー。各々異なります。
彼らは進化の過程で、何をエネルギーにするかを選択しました。
たんぱく質、脂肪、炭水化物・・・
自分自身に都合の良い栄養素を選んだのでしょう。
芽を出して成長し、子孫を増やすために。
彼らの目的、存在意義は、決して人間に食べられることではないのです。

種は自分の身を守る

穀物は毒を多く含みます。
他者に食べつくされないためです。
具体的にはレクチン、グルテン、アルカロイドなどです。
穀物にとっては、敵なし状態です。
だって、自分に毒があるから他者に食べられることはないのだから。
正確には、食べられたこともあるでしょう。
食べた側が苦しみ、学習し、食べないようになった。
というのが真相でしょうか。
とにかく穀物は敵なしでした。
が。
あるとき、穀物に誤算が生じます。
人類が「火」を使うことを覚えてしまったのです。

加熱という革命

米を生で食べる人はいるでしょうか。
麦を生で食べっる人はどうでしょう。
アーモンドは・・・食べられますね、スティーブ・ジョブス先生もそうだった。

頑張れば、生でも食べることができる穀物。
食べることは出来る・・・が、リスクもある穀物

ある日、人類が火を扱うようになってしまった。
そして加熱調理というスキルを身に着けた。
そして穀物に対して見る目が変わってしまった。
食べても安全、しかも美味しい!
ボスキャラレベルの敵が、雑魚モンスターになってしまったのだ。

支配するもの、されるもの

雑魚モンスターに成り下がってしまった穀物。
我々人類、家畜のための食料として大量に作られるようになった。
我々が支配していると思いこんでいる穀物。
しかし、実は我々が穀物に支配されているのではないだろうか。
この地球上で繁栄してるのは私達人類なのか?
小麦、大麦、大豆、米・・・
彼らのほうが遥かに産めや増やせやと、大いに栄えているのではなかろうか。

この書籍の最後で、監修者の夏井氏はこう記します。

ヒト本来の食べ物で健康を取り戻す。
ヒトが夢中になる食べ物で不健康になる。

つまり選ぶのは
「健康のための食」
なのか、もしくは
「快楽のための食」
この2つであろうか。
前者は科学が支持をし、
後者は因習・習慣が支持している。

我々が選ぶのはどちらであろう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

参考文献

・やせたければ脂肪をたくさんとりなさい
 ジョン・プリファ著  江部康二 夏目睦 太田直子 監修

・炭水化物が人類を滅ぼす 最終解答編
 夏目睦 著

・脳はバカ、腸はかしこい
 藤田 紘一郎 著


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